本会の学術団体としての特質上、一般の方からの個々の治療や検査等のご相談は、医療のもつ特殊性等のため、お答えいたしておりません。
ただし、本会では生殖医療専門医を認定しており、その一覧を公表しております。
また、男性不妊については泌尿器科における男性不妊症に関する診療実施内容一覧も公表しております。
また、厚生労働省では全国に不妊専門相談センターを設置しており、厚生労働省のホームページにて一覧をご確認いただけます。こちらもご参考いただけると存じます。
不妊治療の保険適用拡大に伴い、早い段階で検査や治療を受ける方が増えてきた一方で、妊娠・出産計画時期の先送りにより、不妊治療を必要とする方も増加しています。日本生殖医学会では、一般の方に、広く不妊症や不育症に関する基礎的な知識を知っていただくことで、妊娠についての理解を深めていただきたいと考え、2013年に初版の「不妊症Q&A」を公開、2020年の改訂を経て、この度、さらなる改訂版として、「生殖医療Q&A 2025」として、不妊症や不育症に関する一般的なよくある質問をまとめました。
不妊症・不育症の診断と治療は、患者さん毎にその状況が異なります。実際の治療を進める際には、主治医や生殖医療専門医とよくご相談いただいた上で、治療の方針をお考えいただきたいと思います。
本会では、生殖医療における広い知識、練磨された技能と高い倫理性を備えた医師を養成し、更に生涯にわたる研修を推進することによって、生殖医療の水準を高めることを目的とした生殖医療専門医を認定しております。 (http://www.jsrm.or.jp/qualification/specialist_list.html)
本Q&Aが一般の皆様に広くご活用いただけますと幸いです。
2025年9月
広報・ダイバーシティ委員会
質問と回答が一式セットになったPDFはこちらからダウンロード可能です。
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