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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.3

東 幸弘 先生

Dr. Yukihiro Azuma
鳥取大学医学部附属病院女性診療科 助教
倫理担当幹事 中国四国ブロック担当幹事

東 幸弘 先生
 私が産婦人科医を志したきっかけは、周産期医療から悪性疾患治療まで多岐に渡って女性をケアできることに魅力を感じたことでした。さらに、医師になってからは腹腔鏡下手術に興味をもち、自施設では子宮内膜症の治療・研究が盛んで不妊症患者さんと接する機会が多かったため、自然と生殖医療の道を歩み始めました。学生時分は生殖医療について教育される機会が少なかったためか、医師になりあらためて生殖医療を学び、女性内分泌を理解することはとても有意義に思えます。また、自身が治療した患者さんが妊娠し、無事に分娩を終え赤ちゃんを抱えている瞬間をみることは、医療者として想像以上に充実感が湧いてきます。
 昨今の女性活躍が謳われる社会はとても健全なのですが、その結果として生じる晩婚化は避けられない問題であり、生殖医療の需要は今後ますます高まるでしょう。生殖医療技術はさることながら、女性が治療を受けやすい社会・環境を整備することも、われわれ生殖医療を担う者の使命であると感じています。
 ぜひ皆さんも生殖医療を専門としていただき、女性が安心して治療を受けられる社会の実現に向けともに頑張りましょう。
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