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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.7

田村 博史 先生

Dr. Hiroshi Tamura
地方独立行政法人山口県立病院機構 産婦人科
部長
編集担当幹事

田村 博史 先生

※2023/5/26付で幹事を退任されておりますが、本メッセージは幹事現職時にご執筆いただきました。本会幹事として、11年もの長い間、ご尽力いただいたベテランの幹事です。※

 

生殖・内分泌をサブスぺにしたきっかけは
 もともと生殖医療に興味があり産婦人科医を志しました。さらに、大学院の研究テーマが「松果体ホルモンのメラトニンと卵巣機能」であり、卵胞発育、排卵、受精、着床などダイナミックに変化する卵巣機構を勉強、研究する中で、生命誕生の神秘さや生殖医療の奥深さを再認識する様になりました。生殖医療を通して不妊症患者さんのお力になれるのであれば、こんな素敵なことはないと思い生殖・内分泌をサブスペにしました。

生殖・内分泌をサブスぺとした日常は
 不妊・内分泌外来を中心とした外来業務、体外受精胚移植などの生殖補助医療、子宮鏡下または腹腔鏡下手術を行なっています。不妊患者さんの生殖補助医療のスケジュールを決め、採卵や胚移植を行います。不妊原因の子宮内膜ポリープや子宮筋腫、チョコレート嚢胞の摘出手術なども行います。

生殖・内分泌をサブスぺに考えているみなさんへのメッセージ
 生命の誕生は産婦人科の最大の魅力です。命の始まりに携わることのできるのが生殖医療であり、神秘ゆえに未知の分野が多くあります。そこが生殖医療の難しさ、奥深さ、楽しさと思います。研究、臨床面ともに生殖医療は今後さらなる発展が見込まれ、生殖医療専門医のニーズは益々高まることが予想されます。

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