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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.18

馬場  剛(ばば つよし) 先生

Dr. Tsuyoshi Baba
札幌医科大学産婦人科
准教授
北海道ブロック担当幹事

馬場  剛(ばば つよし) 先生

生殖医療は、知識欲・探求心を育む最高のサブスペシャリティ

 私が生殖・内分泌をサブスペシャリティにしたのは卒後10年目の時で、教授の提案で決まったので主体性は全くありませんでした。が、私にとってはいわば鶴の一声で導かれた領域がとてもおもしろいことを知り、今となってはサブスペシャリティのなかでももっとも興味深い分野となりました。特に、内分泌疾患は異常の発生している臓器と症状を呈する部位が異なることも多く(例:下垂体FSH産生腺腫による両側卵巣腫大)、あたかも謎解きのような点がやる気を掻き立ててくれます。不妊症・不育症の患者さんに寄り添い、出産にこぎつけることができた時の喜びもひとしおですし、人や社会の役に立てたという満足感もあります。この分野に足を踏み入れた時には、全く想像できなかったおもしろさとやりがいに満ちた領域です。今はあまり興味がない方々も、勉強しているうちにおもしろくなってくるかもしれません。学会に参加して生殖医療に触れる機会をつくり、生殖医療専門医を目指してみませんか。

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