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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.9

福原慎一郎 先生

Dr. Shinichiro Fukuhara
大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座
泌尿器科学 准教授
庶務担当幹事

福原慎一郎 先生

 少子化の一因となる不妊症は克服すべき社会問題の一つとなっています。現在、6組に1組のカップルが不妊症であり、また不妊症カップルの約半数で男性側の因子が関係しており、男性生殖分野の専門医である泌尿器科専門医がこの分野で担うべき役割は大きいものと考えられます。
 男性不妊症診療は生殖医療専門医を持った泌尿器科専門医が担当に当たることが望ましいと考えられますが、2023年4月現在、生殖医療専門医を持つ泌尿器科医は75名しかいません(参考:生殖医療専門医総数1,020名(2023年4月)、泌尿器科専門医数7,158名(2022年12月))。また都道府県での偏在も激しく、生殖医療専門医の資格を持つ泌尿器科医が存在しない地域も多く存在しております。しっかりと男性生殖医療の研鑽を積んだ泌尿器科専門医がまだまだ求められています。男性生殖医療においてもうまくいったときの喜びは非常に大きくやりがいの大きな分野です。是非、生殖医療に精通した泌尿器科医となって一緒に日本の未来に大きく貢献していきましょう。

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