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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.16

西田 正和(にしだ まさかず) 先生

Dr. Masakazu Nishida
大分大学医学部産科婦人科学講座
講師 診療准教授
九州・沖縄ブロック担当幹事

生殖・内分泌をサブスぺにしたきっかけは
 私の大学院の研究テーマが「子宮内膜症と不妊のメカニズム」で、基礎研究でしたが、子宮内膜症に関連する様々の炎症性サイトカインが妊娠に悪影響を及ぼすことを報告し、学位を取得しました。多くの方が当たり前に妊娠しますが、医学的な補助がないと妊娠できない人を目の当たりにし、このような人たちの力になろうと思い、生殖医療を専門にするようになりました。

生殖・内分泌をサブスぺとした日常は
 低侵襲手術にも興味があり、子宮筋腫核出術や、卵巣囊腫摘出術等、妊孕性温存手術や子宮鏡手術を数多く行っています。外来診療から手術、さらに、ARTまで、患者さんが子供を授かるまでトータルな診療を心がけています。

生殖・内分泌をサブスぺに考えているみなさんへのメッセージ
 産婦人科は、生命の誕生にかかわる素敵な診療科です。そして、その命の始まりにかかわる生殖医療はとても魅力的です。ある先生は、生殖医療は「未来を創る医療」とおっしゃられていました。現在では、生殖医療は単独の分野ではなく、遺伝学的な分野、がん生殖に関連する分野など、様々な領域に応用されるようになっています。生殖医療専門医は、社会に必要とされている専門資格ですので、興味がある方はぜひ取得を目指してください。

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