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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.2

泉 玄太郎 先生

Dr. Gentaro Izumi
東京大学医学部附属病院 女性診療科産科 助教
副幹事長 生殖医療従事者資格制度担当幹事

泉 玄太郎 先生
 私は、専攻医二年目に、医局の中で極めて受動的に生殖医療の研究テーマを与えられたのですが、その後現在まで生殖医療への様々な興味は尽きることがありません。
 不妊治療は結果が出るのが早いことが多い治療です。自分達が行った治療が数週間後には妊娠というはっきりとした結果を生んで、患者さんが満足して卒業していく、というのは何にも代えがたい喜びです。また、機能温存のための様々な手術の工夫があるのも、生殖医療の特徴だと思います。
 「Reproduction」という言葉は、「生殖」という意味もありますが、「再生産」という意味もあります。医療にはすべからく、病気で傷ついた労働力を再生して社会に返す「再生産」という側面があると思います。しかし、生殖医療は世代を超えた大きなスパンで「再生産」を行っています。そんなところにも少し誇りをもって、私は日々診療や研究に励んでおります。
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