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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.1

福井 淳史 先生

Dr. Atsushi Fukui
兵庫医科大学産科婦人科 准教授
生殖医療従事者資格制度担当幹事

福井 淳史 先生
 私が生殖医療に興味を持つようになったのは、両親が不妊に悩んだということ、そして自分が一人っ子であったということからです。幼少時、家に帰ると一人きり。「兄弟がいたらな」と幾度となく思ったものでした。そして母から聞いた不妊治療の話から、幼いながら不妊症に悩む方々の苦しみを痛感し、少しでもそのような方達の苦しみを解放してあげられたらと感じるようになりました。また幼少時、日本初の体外受精・胚移植に関するニュースが世間を賑わせておりました。仙台出身の私は、テレビから流れる「試験管ベビー」という言葉を多く耳にし、その言葉が私の医学、そして生殖医学への興味を刺激しました。
 実際、生殖医療を行っているとなかなか思うような結果が得られず、思い悩んでしまうことも多々ありますが、妊娠の成立、出産で諸手を挙げて喜んでくれる患者さんのお顔を見ていると本当にこの世界に身を投じて良かったなと思います。ともに生殖医療をもっともっと追求していきませんか。
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