Dr. Teppei Takeshima
横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター泌尿器科 診療講師
幹事(第72回学術講演会担当)

私が生殖医療(男性不妊)をサブスペシャリティとして志したきっかけは、泌尿器科医として進路に迷っていた頃、現在の上司に声をかけていただいたことでした。当初は未知の領域でしたが、診断アプローチや外科的・内科的治療管理を通じて、患者ごとに異なる病態を探る面白さに引き込まれました。それ以来、男性不妊の臨床と研究に没頭する日々を送り、大きなやりがいを感じています。
男性不妊は全不妊症の約半数に関与するといわれながら、診療に携わる医師は依然として限られています。女性不妊領域と比べると人材・情報の偏りが大きく、今なお多くの臨床的・研究的課題が残されています。
生殖医療は、内科的判断力と外科的技術、そして科学的探究心のすべてを磨ける総合的な分野です。患者の人生に寄り添いながら医療の未来を切り拓く力を養うことができます。
この魅力的な領域に関心をもつ若手医師が一人でも増えることを願っています。ぜひ、生殖医療専門医というキャリアを選択肢に加えてみてください。