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一般社団法人日本生殖医学会

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Message from JSRM Organizers

Vol.17

佐藤  剛(さとう たけし)先生

Dr. Takeshi Sato
名古屋市立大学産科婦人科学教室
准教授
中部ブロック担当幹事

佐藤  剛(さとう たけし) 先生
 「魅力ある生殖医療を共に学びましょう」
 産科婦人科では、卵子・精子の受精という新しい命の成り立ちの瞬間から、胎児を含めた妊娠・分娩の管理、婦人科腫瘍での終末期医療に至るまで、女性の一生の生命に関わるさまざまな場面に遭遇します。そんな中で生殖医療は、生命の萌芽というごく初期の段階からお子さんを望むカップルのサポートをする領域です。
 私は主に生殖医療を専門としており、生命誕生の神秘に対する畏怖の念を常に忘れず、卵子・受精卵の美しさに見蕩れつつ、次世代を担う新しい命の誕生の一助となれるよう日々診療に従事しています。
 お子さんを望むカップルにとって、お子さんのいる人生とそうでない人生は全く違ったものになると思われ、生殖医療の専門医としてカップルの治療に携わるわれわれの責任は大きく時に重圧も感じますが、その分やりがいもあります。治療によって妊娠が成立し、無事お子さんが生まれ父親、母親となったときのお二人の笑顔は格別で、われわれも大きな達成感、充実感を味わえると共に、感謝の言葉は診療や研究の活力の源となります。
 そのような魅力ある生殖医療・生殖医学を若い先生方にも是非学んでいただき、多くのカップルに新しい家族と笑顔を届けられる喜びをともに分かち合えることを願います。
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