日本生殖医学会生殖医療従事者資格制度委員会は、生殖医療専門医の育成と認定を目的とした本制度の円滑な運営を行うため、平成19年7月に生殖医療専門医の到達目標を設定しました。この到達目標は、生殖医療従事者資格制度委員会において国内外の現在の生殖医療のレベルと本邦における生殖医療の現状を分析・検討し、本邦において生殖医療専門医として備えおくべき標準的な知識や技術の項目を抽出して、それぞれの項目のminimal requirementを示したものです。
到達目標は、生殖医療の進歩や環境の変遷により、常に改変されて行くべきものと思います。平成25年5月に日本専門医制評価・認定機構から「専門医制度整備指針(第4版)」が示されました。平成27年度末までには、中立的第三者機関による認定を済ませた各研修プログラムが準備されている必要があります。
また、将来計画検討委員会では、「生殖医療ガイドブック2010」の改訂作業を行っています。2014年度の生殖医療専門医の認定試験に間に合うように作業が進んでいますが、その改訂版の内容に合わせて到達目標も更新する予定としています。これらの作業は前述の「専門医制度整備指針(第4版)」ならびに、その後平成25年7月に日本専門医制評価・認定機構から示された「専門医制度研修プログラム整備指針」にしたがって進めることになります。
これらの作業の進捗につきましては、理事会や総会などで報告し承認を得るともに、日本生殖医学会ウェブサイトや和文誌などでも随時ご案内していく予定です。
平成25年7月
日本生殖医学会 理事長 吉村 泰典
生殖医療従事者資格制度委員会 委員長 市川 智彦
日本生殖医学会生殖医療従事者資格制度 生殖医療専門医到達目標 PDF[PDF 128KB]
日本生殖医学会生殖医療従事者資格制度委員会は、生殖医療専門医の育成と認定を目的とした本制度の円滑な運営を行うため、生殖医療専門医の到達目標を設定しましたので、お知らせします。
この到達目標は、生殖医療従事者資格制度委員会において国内外の現在の生殖医療のレベルと本邦おける生殖医療の現状を分析・検討し、本邦において生殖医療専門医として備えおくべき標準的な知識や技術の項目を抽出して、それぞれの項目のminimal requirementを示したものです。会員の今後の研修の参考にしていただきたいと思います。
また、この到達目標は、生殖医療の進歩や環境の変遷により、常に改変されて行くべきものと思います。生殖医療従事者資格制度委員会ではその都度、機関誌等を通じてお知らせいたしますので、この到達目標の取り扱いについてはその点をご留意下さい。
なお、今後日本生殖医学会において実施される生殖医療専門医の認定試験は、この到達目標および「生殖医療ガイドライン2007」に準じて実施する予定です。
平成19年7月
日本生殖医学会 理事長 岡村 均
生殖医療従事者資格制度委員会 委員長 田中 俊誠
(社)日本生殖医学会生殖医療従事者資格制度 生殖医療専門医到達目標 PDF[PDF 160KB]