令和7年4月1日
会員各位
一般社団法人日本生殖医学会
理事長 杉野 法広
学術委員会委員長 島田 昌之
(公印略)
拝啓 平素より本会事業へのご理解ご支援を賜りありがとうございます。
本会では学術奨励賞の長い歴史にいったん区切りをおき、2023年度から新たに生殖医学の発展に寄与すると予測される研究に対して助成を行う、「学術奨励研究助成」としてフェリング・ファーマ株式会社(以下、フェリング)のご支援を得て、リニューアルいたしました。
つきましては、2025年度も申請募集を開始いたしますので、奮ってご申請をお待ちしております。
敬具
記
2025年度 一般社団法人日本生殖医学会 学術奨励研究助成
ご案内
日本生殖医学会では、生殖医学の発展に寄与すると予測される、人類及び家畜と動物の生殖に関する基礎的及び臨床的研究への助成を目的とし、2023年度から毎年、学術奨励研究助成を募集いたします。2025年度募集の研究期間は2025年12月1日から1年間です。
生殖医学の発展に寄与すると予測される、人類及び家畜と動物の生殖に関する基礎的及び臨床的研究への助成
1研究につき100万円とし、年間総額300万円を支給する(3研究まで)。
申請書類に基づき、学術委員会内に設置される選考委員会が選考規定に則し助成資格者を決定し、2025年度第2回通常理事会において承認、臨時社員総会にて報告される。なお、2025年度の第70回学術講演会は4月開催のため、臨時社員総会は学術講演会会期中には開催しない。
書式(※)をダウンロードし、応募書類を入手する。書類に必要事項を記載し、申請期間内に学会事務局に提出のこと(締切必着)。
①日本生殖医学会 学術奨励研究助成交付申請書(研究計画書) Wordファイルにて送付
②日本生殖医学会学術講演会において発表経験またはReproductive Medicine and Biology論文掲載経験を示す抄録または論文コピー1部
2025年4月1日(火曜日)~5月31日(土曜日)締切必着 期間外の受付は一切いたしません。
資格者は2025年度臨時社員総会での報告ならびに、本会HP上において公表いたします。なお、2025年度の第70回学術講演会は4月開催のため、臨時社員総会は学術講演会会期中には開催しない。
※助成金は、採択された研究テーマを研究責任者が日本国内で実施・遂行するにあたり、当該研究テーマに係る物品・消耗品などの購入、研究責任者本人ならびに共同研究者の旅費交通費、謝金などを補助する目的で交付するため、研究責任者が所属する研究機関への研究支援経費(いわゆるオーバーヘッドなど)を補助することは意図していない。研究責任者が大学等研究機関所属で、助成金が大学等研究機関に支払われる場合は、事前に大学等研究機関と調整のうえ、間接経費の免除を依頼し、助成金満額を受け取れるように手配すること。事前調整がなされない場合の間接経費拠出については本会ならびにフェリングでは補填等の対応はしない。
①助成金使用報告書
研究結果報告書(A4用紙2~3枚程度、様式自由)を作成、領収書を添付して提出する。ただし、研究責任者の所属機関が大学・研究機関の場合は、大学・研究機関内の帳簿のコピーで代用することができる。
期限内に、論文コピー1部あるいは学会所定の成果報告書にて研究成果を詳述したもの、および日本生殖医学会学術講演会発表の抄録コピーを提出する。
一般社団法人 日本生殖医学会 「2025年度 学術奨励研究助成事務局」
E-mail: info@jsrm.or.jp
メールタイトルに「2025年度 学術奨励研究助成申請」を入れてください。
学術奨励研究助成資格者選考規程(2022年11月3日施行2024年11月13日改定)[PDF 203KB]
日本生殖医学会 学術奨励研究助成交付申請書(研究計画書) [Word 37KB]
2024年度は臨時社員総会において下記、学術奨励研究助成資格者として、3名の先生方が選定されました。今後も生殖医学の発展に寄与すると予測される研究への助成を行ってまいりたいと思います。引き続き会員諸先生方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
一般社団法人日本生殖医学会
理事長 杉野 法広
学術部 島田 昌之
<基礎部門>
岡 真太郎(山口大学大学院医学系研究科泌尿器科)
精巣Leydig細胞の低酸素ストレス応答機構の解明
<産婦人科部門>
村岡 彩子(名古屋大学医学部附属病院産婦人科総合周産期母子医療センター)
子宮内膜症関連細菌に着目した病態解明における機能解析と臨床応用
<泌尿器科部門>
黒田晋之介(横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター泌尿器科)
人工知能による単一精子の精子DNA断片化率予測モデルの開発
(敬称略)