ページの先頭です

一般社団法人日本生殖医学会

MENU
English
ホーム > 学会刊行物 > 生殖医療ガイドライン

生殖医療ガイドライン

生殖医療ガイドライン刊行のご案内

 本会では、「生殖医療の必修知識」を2014年より3年ごとに発刊し、生殖医療の標準的水準を、生殖医療専門医を目指している専攻医および生殖医療に携わっている一般医師や生殖医療専門医である会員に教育や啓発を目的とし、示してきました。
 今回、2022年度から政府が検討している生殖補助医療の保険適用化が具体化する中、生殖補助医療の標準化を目的としたガイドラインの作成の必要性を感じ、生殖医療の必修知識とは別に、「生殖医療ガイドライン」を作成・発刊することといたしました。本ガイドラインは「国民・患者さんに最善の医療を提供することを第一として、生殖医療に携わるすべての方々にとって適切な指標となるような水準を目標として作成することで、本会としての責務を果たす」ものであると考えています。
 生殖補助医療は患者さんの状況に応じて、オーダーメイド自由診療で行われてきた歴史があります。他方、保健適用が導入される場合はその診療が標準化され、患者さん国民の皆様の十分なご理解を得る必要があり、長いこれまでの歴史を踏まえながら、本会の叡智を結集した内容となっています。
 なお、現時点で十分なエビデンスがないものについて推奨レベルが高いものになっていない等、これまで日頃より生殖補助医療に尽力いただいている会員の先生方にとって本ガイドラインは議論の余地がまだまだ多いものではあろうかと思います。今後も会員の先生方をはじめ多くのご理解や国内でのエビデンスの蓄積をすすめ、本ガイドラインのさらなる改定に向けて進めるための一歩となれば幸いです。
 本会が総力をあげて作成・刊行した本書が、多くの生殖医療関係者に利用され、適切な指標となることを願ってやみません。

本書の特色
  1. 40のクリニカルクエスション(CQ)を設定し、各CQに対して研究協力者として当該分野の専門家を加え文献・情報を収集し、各CQに対するアンサー(A)の原案作成を完了しました。
  2. CQには生殖医療施設に求められる要件、生殖医療の適応・胚培養・卵巣刺激、合併症、胚操作、男性不妊に対する検査と治療、add-ons 医療、心理的サポート・カウンセリングなどを設定しました。

監修・編集:一般社団法人日本生殖医学会
制作・印刷:株式会社 杏林舍
価格:5,500円(送料別・税込)

2021年11月5日より以下のショッピングサイトにて販売を開始いたします。

※商品は書店卸は行っておりません。

このページの先頭へ